![]() ![]() <はじめに> これはある小学校の話・・・。 その小学校には下校時刻に妙な女の子が出入りするのです。 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 と何度も何度も言うのです。 今日はそのお話をします・・・。 ○○小学校の下校時刻、いつものように赤いちゃんちゃんこを着た女の子が校庭の隅に現れました。そして、いつも のように 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 と何度も何度も言いました。普段は誰もその少女にかまわなかったのですが、この日は例外でした・・・。 ある男の子がその女の子に近づいて言いました。 「お前、なんなんや!赤いちゃんちゃんこなんて着やへんわ!」 女の子はその男の子の方を見て言いました。 「・・・なんで?」 しかし、男の子はその女の子の言葉を無視し、校門のほうに向かって歩き出しました・・・。 赤いちゃんちゃんこを着た女の子はその男の子をしばらく見つめていました・・・。 翌日、その男の子は学校に来ませんでした・・・。 男の子は昨日のうちに死んでいたのです。学校から帰る途中に事故に遭い、上半身を血で濡らしながら死んでいたの です。 その日の小学校中は、その男の子の話もありましたが、もう一つ持ちきりな話がありました・・・。それは、5年生の音 楽準備室で例の少女の声がするという話でした・・・。教師も生徒からの知らせを受けて入ってみたところ、例の少女の 声が・・・、 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 という声が聞こえてきたのです・・・。 事態を重く見た校長は、警察にこのことを知らせて調査してもらおうとしました・・・。 学校からの通報を受けた警察からは、婦警が二人(篠崎婦警と飯山婦警)派遣されて来ました・・・。二人の婦警は半 信半疑でしたが、校長に促されるまま音楽準備室に向かいました・・・。音楽準備室の前についた二人は相談し、篠崎 婦警が中に入り、飯山婦警が音楽準備室の外で待機することになりました・・・。 半信半疑のまま音楽準備室に入った篠崎婦警に、 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 という少女の声がしました。 「ヒッ・・・」 「うわっ・・・」 「き・・・聞こえる・・・」 音楽準備室の外にいた校長や他の教師からどよめきの声が起きました・・・。 そして、再び少女の声がしました。 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 「赤いちゃんちゃんこ着やへんか」 正直怖くなっていた篠崎婦警は皆のどよめきを抑えるように言い放ちました。 「誰なの!私は赤いちゃんちゃんこなんて着ないわよ!!着せれるものなら、着せてみなさいよ!!」 ・・・。 ・・・。 一瞬、静寂が訪れました・・・。 そして、次の瞬間! ズサッ!! 皆が息を飲みました・・・。 篠崎婦警の頭は、天井から落ちてきた斧に切られ、床に落ちていたのです・・・。 そして、篠崎婦警の服は、まるで赤いちゃんちゃんこを着たように赤く染められていきました・・・。 <後書き> 後で皆が知ったことですが、前日に亡くなった男の子の死に様も、 ![]() ![]() ![]() ![]() |